- 2017年10月26日(木)・27日(金)
- 大阪市生野区 生野コリアタウン
企業部会員の方が参加する、フィールドワークを実施しました。
今年は、大阪市にある生野コリアタウンで、古代に遡っての朝鮮半島と現在コリアタウンのある地域との関わりや、近代に入ってからの歴史的経緯により、この地域に多くの朝鮮半島の人が暮らすようになった経過などをお話しいただきました。
コリアタウンは、1980年代、一時期危機にありました。そのような中で、市場再生のため、在日韓国朝鮮の人も日本の人も「この地域」をどうにかしなければと思いはじめ「コリアタウン構想」ができました。そして、「違う」ということをオリジナリティにして価値を作っていった結果、今の賑わいがあるそうです。
私たちが学んだこと
- 『共生』は安易に達成できるものではない。じっくり腰を据えて考えていく。
- 『共生』の手前で摩擦もケンカも生まれるが、隠すのではなくどのように収めるかが大切。
- 隠すこと、見えなくすることは排除と同じ。
- 誰もが暮らしやすい、ということは誰もの可能性が広がるということ。これからさらに多様な人々が暮らすであろう日本が豊かになるヒントがそこにある。